日本ワイン&ワイナリー巡りin長野Part2「アンワイナリー」

日本ワイナリー

アンワイナリー 居心地の良さに和むゲストハウス&ワイナリー

アンワイナリーでは、醸造所でありながら、2階はゲストハウスとして宿泊が出来ます。

小諸駅から徒歩5分と交通の便が良く、当主の松村夫妻が暖かく迎え入れてくれる雰囲気は、ワインとともに癒されること間違いなし!

プラスフォレスト
小諸城下町アンワイナリーを2018年12月にオープン。小諸の遊休農地を利用して栽培したりんごやぶどうを原料に、シードルやワインを醸造しています。

他の都道府県のワイナリー訪問記もUPしますので、併せて読んでもらえたら嬉しいです!

日本ワイン&ワイナリーin北海道

日本ワイン&ワイナリーin山形

日本ワイン&ワイナリーin山梨

🌟訪問ワイナリー🌟

アンワイナリー
ジオヒルズワイナリー
アルカンヴィーニュ

ではでは、早速!

古民家リノベーションした日本ワイナリー

築50年以上の古民家をリノベーションしたアンワイナリーは、おばあちゃんの家を訪ねたような、シンプルで居心地の良い落ち着いた和室仕様

海外の方やひとり旅の宿泊も多く、日本では珍しいワイナリーゲストハウスです

歴史・年号

2015年

遊休農地を利用してぶどう栽培を開始

2016年

栽培したりんごを原料に、「アンシードル」として軽井沢・小諸で販売

2018年

小諸の空き家をリノベーションして、「アンワイナリー」(醸造所)を開設

オリジナルシードルとワインを製造

2019年

第三回 フジ・シードル・チャレンジ 2019”

🥇金賞 受賞 「アンシードル(ドライ)・アンシードル(アンセストラル)」

🥈銀賞 受賞「アンシードル(セミスウィート)」

ワイナリー人(代表・当主)

松村清美さん(まつむらきよみ)

新潟県出身、東京で就職し、子育てを自然豊かな場所で!ということで、軽井沢に移住。

子育てがひと段落したことを機に、大好きなワインを「造る」になることを決意。

愛飲する【マンズワイン小諸ワイナリー】がある小諸市のりんご畑を借りたことをきっかけに、ワイン造りがスタート

ヴィラデストワイナリーや長野県ワイン生産アカデミー、広島の酒類総合研究所でワイン造りを学ぶ。

アンワイナリーの始まり

小諸市に3軒目のワイナリー

アンワイナリーのある小諸市は、降水量が少なく、昼夜の寒暖差が大きいため、ワイン用ぶどうの栽培に適した土地とされています。

すでに、キッコーマンを母体に持つ【マンズワイン小諸ワイナリー】、島崎藤村ゆかりの中棚荘を母体に持つ【ジオヒルズワイナリー】があり、アンワイナリーは小諸市内で3番目のワイナリーとなります。

アンワイナリー創業後も、多くの

ワインよりも、先にシードル造りだった理由

2015年、当主松村さんがワイン用ぶどうを植える畑を探しているところ、信州小諸に後継者がなく、伐採寸前のりんご畑と出会いました。

りんご畑には、約30本ほどの立派な成木があり、初年度からシードル造りには十分なりんごが収穫できました。

ぶどうは、植樹してから実ができるまで3年かかります。

その間、新規ワイナリーは全国の農家や農協からワイン用ぶどうを買い取らなければ、ワインを作ることも収入を得ることもできません。

その点、果物は違えど、初年度から醸造を行えた経験値と、自社畑ブランドシードル発売、収益化等、新規ワイナリーにとってメリットの大きいことでした。

委託醸造から自社醸造へ

シードルの生産者は、年々増える中、醸造施設を持つシードル生産者は、わずかです。

そのため、シードル生産者の多くは委託醸造であり、当然それを可能にするワイナリーに醸造依頼が殺到します!

2016年から委託醸造でシードルを造っていたアンワイナリーとっても、影響が、、、

『想い』
委託先のスケジュールにあわせて収穫するのではなく、りんごにとって一番良い適切なタイミングで収穫して自分の飲みたいワインやシードルをつくりたい!

畑と栽培

小諸市糠地(ぬかじ)地区
栽培面積約1ha

糠地(ぬかじ)地区
小諸市の西部に位置し、標高約700~1000mにかけて南向きに傾斜した地域で、東御市に隣接する「千曲川ワインバレー」の一角。
元々りんご栽培が盛んな地区ですが、昨今【テール・ド・シエル】や【ドメーヌフジタ】等、新しいぶどう畑やワイナリーが多く生まれています。

栽培品種

🍇栽培ぶどうシャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエ
🍎栽培りんごふじ、しなのスウィート、しなのゴールド、紅玉、プラムリー

ワイナリー施設

醸造所・施設

ワイナリー内で一際目立つ『たまご型タンク(FLEXTANKポリエチレンタンク)🥚』

最近、採用するワイナリーが増えている気がする、この醸造機器!

対流が起きやすく、タンク内上部と下部の温度差が少ないとのこと!

良いこと(その1)
樫樽と同等以上の酸素透過性を持ち、効率的な対流が生まれており、パンチダウン(※)の回数が少なくて済むそうです。

良いこと(その2)
オークチップなどを使ってより経済的且つ効率的に、狙い通りの樽香と熟成感が得られる。

良いこと(その3)
小さめのサイズは、小ロットの仕込みに最適で使い勝手が良い。

パンチダウン(※)とは
赤ワインの発酵が始まり、表面に浮いた皮や種の層を沈めるもう一つの方法。
ピジャージュや櫂入れと呼ばれる作業。

古民家をリノベした宿泊できるゲストハウスワイナリー

アンワイナリーの魅力の1つ!

Stay(宿泊)

ワイナリー2階は、宿泊スペースとなっています!

古民家をリノベーションした和室は、襖で仕切られた純和風の2部屋

襖を開放して1部屋にすれば、最大5名迄宿泊可能になります。

お風呂場はなく、小諸グランドキャッスルホテル(徒歩3分)や【ジオヒルズワイナリー】を運営する『中棚荘」(車5分)がオススメ!

2階に上がるスペースは、非常に急なため足腰に不安のある方の宿泊は控えた方が良いかと。。。。
ご安心ください!そういう方には、中棚荘がおすすめです!

宿泊1泊 おひとりさま 4,000円(素泊まり)
※7/20~9/20、12/1~2/28は、冷暖房費別途1,000円
設備寝具類、エアコン、トイレ、洗面、シャワー(冬はこたつ有り)
※タオル・歯ブラシ・シャンプーなどは持参。
観光名所『小諸城址懐古園』まで、徒歩8分。
・・・城下町より低い位置に築かれた、全国的にめずらしい「穴城」で、400年前の大手門や、野面石積みの石垣が当時の姿で残っているので、お城好きのマニアにとても人気があります。美術館や動物園、遊園地も併設されて、家族連れで訪れても楽しめます。

1階で醸造作業を行っている場合は、醸造機械の音がすることがございます。

タイミングが合えば、ワイナリーに泊まって、栽培体験も出来るかも!!!

シードル&ワイン

🍏アンシードルについて 🍏

アンワイナリーを代表する『アンシードル』は、小諸で栽培したりんご100%のシードルです。

紅玉、ふじ、シナノスウィート、しなのゴールドなどをブレンドし、りんごの酸味や風味、甘味をバランス良く味わえる仕上がり。

辛口:Brut(ブリュット)

爽やかな発砲(泡)と酸味が特徴でどんな料理にもあわせやすく、食中におすすめです。

甘口:Doux(ドゥー)
ナチュラルなりんごの甘さで、お酒の弱い方も飲みやすいと思います。

食前酒や食後のデザートの際にもおすすめです。

🍏ハーフサイズ推し🍏

ハーフサイズは、土産や1~2人で飲み切りができるサイズで、シードルをお試しで飲む方や、アルコールに強くない方でも気軽に飲めるサイズです。

(もちろん、フルボトルサイズもあります)

そもそも、シードルとは?
シードル(りんごのスパークリングワイン)の特徴として、
★Lowカロリー/プリン体(ビール比較)
★Lowアルコール(ワイン比較)
★Lowプライス(ワイン比較)
またグルテンフリーであり、最近は女性や健康志向の方を中心に、また、ワインより気軽に飲めると人気が高まっています。

シードルの味わい:ぶどうで作られるワインとは異なる、爽やかな酸味!

🍇アンワインについて🍇

ブラン・ド・ブラン(白ぶどうのスパークリング)

ブラン・ド・ノワール(赤ぶどうのスパークリング)

ピノノワール赤を中心に醸造しています。

まとめ

  • ・ワイナリー&ステイ 宿泊できるワイナリー
  • ・評価の高いシードルに続き、将来有望なワインたち
  • ・利便性の良い、周辺観光拠点にも!

交通アクセス

🚙車上信越道「小諸IC」から10分
🚃電車しなの鉄道・JR「小諸駅」徒歩10分

ワイナリー情報

アンワイナリー (株式会社 プラスフォレスト)

アンワイナリー
アンワイナリーは、小諸市の城下町の中にあるワイナリー。駅から徒歩5分。小諸産のぶどうやりんごを原料にワインやシードルを醸造しています。

営業日/時間:【ワイナリー&ショップ】週末(土日)11:00〜16:00

営業日/時間:平日

テイスティング: 有り

直売(所):可能

※訪問の前には、事前連絡を!

Tel/Fax:0267-22-1518

E-Mailplusforest@gmail.com

所在地:〒384-0033 長野県小諸市市町1-2-4

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